「農民」記事データベース20000703-455-02

大豆畑トラスト運動にマスコミも注目

農民連がテレビに登場

さっそく視聴者から問い合わせも…


 「大いにものを作ろう」「消費者と手を結んで、日本農業を守ろう」と奮闘する農民連が、マスコミで引っ張りダコです。

茨城県南農民組合

 五月二十八日、テレビ東京系の夕方のニュース番組「ニュースアイ」に登場した茨城県南農民組合。大看板の前で、「自分が作ったものを食べる人と交流ができるんで、張り合いがある。消費者が安心して喜んで食べてもらえるものを丹精込めて届けたい」と思いを語る組合員の板橋恭介さん。

 この「安心は買えますか? 遺伝子組み換え食品は今」と題する特集は、大手スーパーで売っている「百%国産大豆使用」豆腐から、組み換えられた遺伝子が検出された検査結果を報道。そのうえで、農民組合がとりくむ「大豆畑トラスト運動」など、非遺伝子組み換え食品を届ける生産者、流通過程でのとりくみを伝えています。

 小林恭子事務局長が、大豆畑トラスト運動への参加の方法を説明。「思わぬ副産物として、豆腐キットが好評」と、手作り豆腐の作り方まで紹介しています。

新潟県央センター

 NHK新潟放送局は五月三十日、朝、昼、夕方のニュース番組の中で、テレビとラジオで農民連にいがた県央センターの取り組んでいる「大豆畑トラスト」を紹介しました。

 取材された中身はあまりにもあっさりで、テレビの放映では字幕と音声だけでしたが、県内の二人から問い合わせがあり、そのうちの一人の方が大豆畑トラストに申し込んできました。また、野菜ボックスをとっている新婦人の会員さんからも「テレビを見てビックリ、そして嬉しく思いました」という励ましのハガキが届き、ラジオで聞いた農民連会員も励まされたと話しています。

 県央センターの「大豆畑トラスト」への申し込みが昨年より二倍にも増え、生産者や栽培面積も拡大。七月下旬には、消費者との交流も計画しています。

(県央センター 捧たみ子)

(新聞「農民」2000.7.3付)
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2000年7月

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