各地の話題
エンドウ狩り袋にいっぱい宮崎 新婦人小組宮崎市の新婦人親子リズム小組が五月二十三日、農民連会員の日高ツエさん(59)の畑でエンドウ狩りを行いました。二十一人が参加し、お母さんたちの楽しい会話がはずみ、子どもたちも一生懸命で袋いっぱいに収穫しました。暑い日でしたが、楽しい一日を過ごすことができ、ツエさんも元気な新婦人会員さんらを見て、来年も頑張っておいしいエンドウを育てようと思ってくれたことでしよう。 (宮崎県連 来住誠太郎)
百里平和農園で茨城 初参加の大学生も食と農、平和を考える出会いのイベント、一緒に作ろう!「日本のお米」。今年で七回目を迎えた田植え交流会が五月二十一日、百里平和農園で行われました。農民連青年部、高教組青年部、民青同盟などが中心に毎年開いているもの。 今年は事前に農業関係の学校(県立農業者大学校、鯉渕学園、日本農業実践学園)なども訪問し学生食堂にチラシを置いたり、掲示板に貼るなどして宣伝しました。 会場となった田んぼは、航空自衛隊百里基地に接していますが、当日は休日で、普段のジェット機の騒音とは対象的に、時折、鳥の声が聞こえるだけ。どんよりと雲が垂れ込めた天気でしたが、県内各地や千葉県などから、約二十人が参加しました。 今回初めて参加した、地元茨城大学一年生の女性は「田植えは保育園の時以来で、土の中は思っていたより暖かくて、楽しかった」と、満足げでした。終了後は、持ち寄った野菜と肉のバーベキューの昼食とゲームで楽しみました。 (茨城県青年部事務局長 前田修一)
各地で田植え交流会30人で手植え 岡山岡山県連と新婦人岡山県本部が五月二十七日、岡山県加茂川町の農民連会員の日名義人さん方の水田で田植えをして、お昼を食べながら交流しました。約二百平方メートルの水田で、約三十人の親子連れの会員が一時間余りで手植えをしました。お昼は加茂川町野菜生産組合の組合員がとった川魚やワラビなど新鮮な野菜を使ったごちそうで、参加者は大満足でした。 この交流会のために加茂川町がバスを提供、岡山市内から現場まで新婦人会員を運んでくれました。 (岡山県連 中庭克之)
楽しかった――高校生ら静岡市にある県立静岡中央高校一年生十四人が五月二十六日、私の田んぼで田植えを体験しました。新婦人静岡支部から私の家を紹介されたのです。同校は、学年の区分けがなく、入学から卒業までに決められた単位数を修得すれば卒業が認められる単位制の高等学校です。夏のような天気の中で待っていると、女子生徒十三人、男子生徒一人、先生の十五人が来ました。植え方を説明した後、生徒たちが苗を各自持って、恐る恐る足を入れます。なかには靴下を履いたまま入る生徒もいます。「気持ち悪い」と言いながら、縦にナワを張ったひものすぐ横に一生懸命に植えますが、ジグザグ。一時間ほどで植え終わり、生徒たちに感想を聞きました。 「ヒルがいて気持ち悪かったけど楽しかった」「最初はやだなと思ったけど、やったらそうでもなかった」と、みんな生き生きとした目をして話してくれました。 (静岡農民連清水和泉会 矢入ひろみ)
(新聞「農民」2000.6.12付)
|
[2000年6月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2000, 農民運動全国連合会