福島農民連産直農協設立お披露目会開く
三月二十七日の組合設立登記完了で「福島農民連産直農業協同組合」が誕生、翌二十八日に福島市の福島グリーンパレスでそのお披露目会が行われ、三十七名の来賓をはじめ百六十二名が参加しました。 お披露目会では、佐々木健三会長、松川正夫組合長、全国の小林節夫代表常任委員があいさつ。来賓の祝辞で、福島県北農林事務所長の関東勝美さんをはじめ、米卸の東京城南食糧など県内外の米流通関係者、埼玉中央青果と地元市場関係者が「新たな協同の探求」への期待を述べました。 設立を記念してのセレモニーでは、県内四つの争議団と明治乳業争議団に米をはじめとした農産物が送られました。 お披露目会には、郡山農民連の女性たちが野の木や花々、農産物を使った「農の生け花」が飾られ、地元農産物も多数展示されました。 また、会津そばうちの実演、民謡など多彩な出し物で盛り上げました。 (福島県連 根本敬)
福島・新潟へ研修視察常陸の有機米研究会茨城・常陸野有機米研究会の四回目の研修視察(三月十八日)。いま農民連で一番の元気印を訪ねました。 須賀川農民連の事務所では、女性部のみなさんらが、「手打ちそば」で迎えてくれました。打ちたてのソバはまさに絶品!。一階の事務所でまず目に入るのは、春の仲間づくりの成果表。方針を実践できり拓いている奮闘ぶりに励まされ、初心に返る思いで新潟へ。 新潟県笹神村の有機センターには、大きな袋の堆肥が山積みされ、間もなく始まる田んぼの出番待ちといった感じ。村が施設に責任をもち、農協が管理・運営を担当。畜産農家、稲作農家、自治体、農協が有機的につながっているなあと感じました。 (茨城・常陸野農民センター 内田礼子)
(新聞「農民」2000.4.17付)
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[2000年4月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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