「農民」記事データベース20000327-443-10

【この人】新任の兵庫県連事務局長

辻本悦子さん

◇野菜料理にこだわるお母さん◇


 「大変な任務について、どないしようかと毎日、頭を痛めています」二月二十七日の兵庫県農民連大会で事務局長に選出された辻本さん。「県連事務局長と産直センターの両方を担当している植村さんが産直に専念したいという要望もあり、産直運動もこれから重要ですから」と、大役を引き受けたといいます。

 三重県松阪市の農家の出身。銀行に七年間勤め、新婦人兵庫県本部で七年間にわたって実務を担当。十年前に兵庫県連産直センターの実務の担当者に。「農家の大変さを知っているから、ものを作る人を尊敬します。会員さんに共感したうえで、運動をどう発展させていくかとなると、経験も乏しく、これから訓練していかなければと思っています。役員さんとはずっと一緒にやってきましたので、私を育ててくれると確信しています」。

 「最近、若い人が新規就農したり、定年退職者が農業をするなど、変わってきています。その変化に応えていくためにも県連を大きくしていきたい」。

 産直を通して野菜料理を作ることにこだわり続けてきました。「これからは忙しくなるので、十分な料理ができるかどうか」と不安も語る母親でもあります。家族は夫、子ども四人。

(西/新聞「農民」2000.3.27付)
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2000年3月

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