3・13 各地で重税反対行動

集会・デモ・集団申告など展開

　「3・13重税反対統一行動」が三月十三日、全国で行われ、農民連も各地で参加し、集団申告しました。自自公政治の悪政が農家経営を直撃、米価の大暴落、野菜の安値などという厳しい状況の中での統一行動となりました。

　茨城では、全県で千二百人の農民連会員が集団申告をしました。土浦税務署管内での統一行動には約四百五十人が参加、そのうち農民連会員は二百五十人。トラクターを先頭にデモ行進し、申告。三百〜五百万円も減収になったレンコン栽培の組合員をはじめ、多くの組合員から経営の苦しい実態を訴える声が聞かれました。全国的に標準廃止への具体的な動きが茨城でも現れたのが特徴的です。役場への申告の中で「標準が廃止になるので、とにかく収入と経費のわかるものを集めてくれ」などの指導がなされ、来年は大きな変化が予想され、農民連の税金闘争の出番の情勢です。

　岩手では、第三十四回岩手県中央集会が盛岡市で行われ、農民連から盛岡近辺・岩手郡下の百十名余りが参加。集会では盛岡農民組合の吉田幸博組合長が決意を表明。日本共産党の松本善明衆院議員が激励のあいさつをしました。集会後、参加者は盛岡税務署までデモ行進、整然と確定申告の集団申告をしました。

　千葉では、約七百五十人の農民組合員が集団申告。初めて農民連と一緒に申告した農民は「いままで青色で申告してきたが、こんなに経費が引けるなんてびっくりした。もっと早く農民連を知っていればよかった」と語っています。

　衆院議員会館内で開かれた「3・13重税反対中央各界代表者会議」には、農民連の代表も参加しました。