関東ネット大宮市場(埼玉)へ初出荷八百屋さんからも大歓迎うける
市場出荷の取り組みをさらに発展させようと、農民連・関東ブロックネットワークは二月二十八日、埼玉県大宮市にある大宮市場への出荷を開始しました。この日は初出荷とあって朝早く関東六県の農民連から二十名が参加してセリの模様を見学し、今後の出荷について大宮中央青果市場と話し合いました。 広い売場の真ん中にある柱に「ふるさと産直ネットワーク」の黄色い立て看板が掲げられひときわ目立ちます。午前六時四十五分「ただいまより日本農民連の競売が行われますので集まって下さい」と場内放送が行われ参加者もビックリ。放送と同時に百名を超える八百屋さんが集まり、熱気ムンムンの中、用意した「農民連ふるさと産直ネットワーク農産物案内ビラ」を配布しました。威勢のいいかけ声とともにセリが始まりキュウリ、ハクサイなど十三品目、百七十ケースの農産物があっという間にセリ落とされ、なじみのない物は安値がついたものの、大半は予想以上の価格で参加者から笑顔がこぼれます。 市内からきた八百屋さんからは「景気が悪く俺達の商売も大変だ。そういう時にスーパーとは違うこだわりの農産物が必要、休まないで毎日持ってきてほしい」と農民連への期待の声が出されました。 (埼玉県農民連 松本慎一)
(新聞「農民」2000.3.13付)
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[2000年3月]
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