各地の話題
豪雪の中、新聞「農民」拡大行動福井農民連読者26人増やす福井県連は二月十八日、敦賀市と小浜市で新聞「農民」読者の拡大統一行動を行い、雪の降り続く悪天候のなか一日で二十六人の読者を増やしました。これは、二月十二日に開いた県連総会で「強大な農民連と新聞『農民』の読者なしに、福井の農業と農民経営は守れないことを肝に銘じ奮闘する必要がある」との行動提起を受けて実施したもの。 小浜市は農民連の組織がないため、市議(農家)宅を訪ねました。議員さんは農民連の熱意に感動し、農業委員会会長、農協組合長、市役所の農政担当職員などを訪問。午前中に十人が読者になってくれました。ハウス野菜を作っている農業委員会会長は「野菜の値が下がり、昨年は五百万円の赤字だ。固定資産税も払えない」と苦境を語り、市の市民生活部長は「自然環境を守るために、これ以上の農業破壊は許せない」と話すなど、どこでも農民連に共感する声が出されました。 午後からは、敦賀市へ行き、農協や市役所などを訪問、読者を増やしました。この行動で、田んぼを預けていた小浜市の議員さんが「これからはもっと百姓をしなければ」と農民連に加入することになりました。 (福井県農民連 玉村正夫)
福岡で大豆畑トラスト交流会長崎の新婦人ら一行長崎県農民連四人と新婦人長崎県本部八人が二月五、六日、福岡みのう農民組合へ視察と交流をかねてやってきました。新婦人福岡県本部六人をはじめ柳川支部などを含め約三十人が参加、産直のやり方、お米、野菜の取り扱い方法などについて話し合いました。 みのう農民組合は九州で唯一大豆畑トラストに取り組んでおり、交流の中で大豆畑トラスト実施した感想や会員の集め方など具体的な取り組みなどが話されました。 みのう農民組合は長崎県連に大豆の種とひまわりの種を送りました。長崎からの参加者は「長崎でも大豆畑トラストをやりたい」と述べていました。 長崎からの参加者は翌日に現地を視察しました。九州でも大豆畑トラストが大きく広がりそうな気配を感じました。 (みのう農民組合 佐々木督文)
(新聞「農民」2000.3.6付)
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[2000年3月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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