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在来種子を独占から守る運動を大阪府 吉倉外喜子大豆畑トラスト運動交流会の記事(二月十四日付)を読みました。新婦人大阪として毎年、田植え、稲刈りでお世話になっている石川県連の山次さんの名前があり、懐かしく思い出しました。暑さの中に豆の木を守る雑草取りの苦労話が昨日のことのようです。今年からみそ、きなこ、しょうゆも実現しました。遺伝子組み換え大豆や種苗会社の種子独占から在来種を守る「みんなの種」宣言運動に大いに拍手を送ります。
農民連の新聞読んで元気に佐賀県 小野つゆ歳をとって体力も弱り、そのうえ現在の農業情勢を見、わが家の経済はどんどん坂をころげ落ちるばかりで心もとなく、落ち込んでいます。農民連の新聞やいろんな書籍を読むと、「ああ、農業は捨てるべきでない」とグーっと力が湧いてきます。農民連よ、ありがとう! 感謝でいっぱいです。ここで私自身が変わらねば、そして周りの人々に呼びかけなければと…。
私も大豆トラストの仲間に千葉県 下払喜美子「わたしのたんぼ」をはじめて四年目。昨年、大豆畑トラスト運動を知り、今年から仲間に入れてもらいました。みそ、きなこの味の違いに感激しています。今年から新聞「農民」を読みはじめたばかりです。公務員ですが、“農”の大切さを強く感じています。
一日でも早く総選挙を望む秋田県 須田信雄読者になって一年が経ちました。農家のことがよくわからないが、この新聞のおかげでややわかってきました。友人、知人に農家の人がたくさんいます。「一俵六百円」問題なんかよく話され、アメリカにもの申す、そんな政権が必要だとよく言われます。いまの自自公の横暴は、より農家を苦しめる道をすすむだけでしょう。どうしても総選挙を一日も早く望むものです。
「お国言葉の大熱弁」が羨しい和歌山県 川村加代子「お国言葉で大熱弁」する福島の小林キヨさんの記事を読みました。神奈川から和歌山に来た当初、「きれいな言葉、きれいな言葉」と誰からも言われ、土地の言葉に変えるタイミングを逸してしまいました。いまだに「どこから来たの?」と問われることもあり、「ニューヨークから」と答えることにしています。「横浜から」というと、みんな「エーッ」という顔をするので(横浜のイメージと違うからだって)。 その土地では、その土地の言葉を使うのがベストで、私なりに劣等感をもっています。小林さんがうらやましい。)
イノシシ狩りで新たな心配島根県 坂根 卓今年は、猪が出没して畑を掘り起こして困る状況になっています。自治会長が会員の要望を持って役場へきました。猪の駆除を申し出たところ、猟友会の協力を得ました。「猪狩り用」のイヌを放すので、ペットや家畜を外に出さないようにとのこと。イヌを放す日が決まれば連絡をすることになっていますが、もしイヌが人に危害を加えたら誰の責任になるのでしょうか。家の周辺まで出没する猪も災難です。これも日本の悪政からか。
夏野菜のボックスを準備中北海道 林 妙子北海道は冷蔵庫の中にスッポリ入っている状態ですが、新婦人は六月に始まる夏野菜のボックスの準備を始めています。多くの会員さんが食べてくれることを願っています。どうしたら食べてもらえるかが課題で、いろいろと考えています。
アメリカ追随の減反農政許せぬ群馬県 菊池定則私は、山形県の農村出身で若い頃から農業問題に関心を持ち、昨年、群馬農民連の農業シンポにパネラーとして参加したり、農民連の大会方針を読んだ。アメリカの横暴に従って、農民に米を作らせない日本政府は許せない。自民党の農業政策ではダメだ。 農業を守ることは日本を守ることだとの自負を持って、「農民連」の一大奮起を願うものである。「農民連」の旗を高くかかげ、国民に見える運動をもっともっと展開してもらいたい。 人間ギリギリのところで必要なのは食物である。あの十五年戦争の体験からもいえる。食物を作る農村、農民を放逐する政策は、あきらかにその国を滅亡へと導く道である。アメリカに胃袋まで支配されている日本。自民党とその亜流の政策は売国政策である。 農村は食糧生産だけではなく、日本の文化の基本である。日本列島どこへいっても水田が広がり、風情を保っている。蒸し暑い日本に、水田の上を吹く風がそよそよと日本人の精神を育てている。日本人の精神をつくった農村を破壊することは、日本自体を破壊することになる。漁村も同様のことがいえる。四方海に囲まれている日本、漁村も農村同様、日本の基盤である。 (群馬県平和委員会会長、群馬アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会代表委員、77歳)
(新聞「農民」2000.3.6付)
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[2000年3月]
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