日本NGO委を結成コーデックス委幕張会議へ向け共同行動計画きめる
二月十五日、全国食健連、農民連、いわて生協、クラブ生協、神奈川消費者の会など十二団体、三十四個人が賛同して、コーデックスNGOフォーラム・イン・ちば「日本NGO委員会」が結成されました。 これは、来る三月十四日から十七日まで千葉県幕張メッセで開催される「コーデックス委員会のバイオテクノロジー応用食品特別部会」に対し、NGO(非政府組織)として働きかけるために発足したものです。 会議では、今回のコーデックス委員会第一回作業部会はアメリカの意をくんで日本が議長国として「遺伝子組み換え食品の国際基準や表示基準」を設定するために開かれるもので今後に大きな影響をもつことを確認。この基準が決まれば、国際基準に統一すべきだとして遺伝子組み換え食品が大手を振って出回る可能性があり、もっと多くの団体や個人によびかけ運動をもりあげようということになりました。 日本NGO委員会では、「組み換え食品はいらない、安全基準をきびしくせよ、組み換えはすべて表示せよ」と政府に要求するとともに、各国の代表に共同をよびかけます。同時に海外のNGOとも交流し、国際的連帯で遺伝子組み換え食品から国民の安全を守る運動を広げていくことになりました。 また三月十三日には「プシュタイ教授を迎えての国際集会」(八丁堀労働スクエア東京)、三月十四日は、幕張メッセ国際会場前での「早朝宣伝」・昼は「集会とトラクターを出すなどの大きなデモ」・十五日は各単位の小集会。 三月十六日は、十四時から海外NGO代表と一緒でNGOフォーラムと交流会。会議が終わる十七日までプレスセンター、宿泊所を用意して運動を進めることにしています。
(新聞「農民」2000.2.28付)
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[2000年2月]
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