農家のお母ちゃんが勉強会“野菜作りは楽しいね”山形・庄内産直センター
山形・庄内産直センターは、家庭菜園の延長で、特産のダダチャ豆の前作・後作で、野菜をつくる生産者を増やそうと、地元・鶴岡生協と地場野菜産直コーナーにとりくんでいます。一月十九日、センター会議室で、農業改良普及センターの技術指導員を講師に、「元気野菜をつくることが元気人パワー」「野菜づくり名人=土づくり名人」と題して、第一回の野菜づくり勉強会を開きました。 「自家用野菜を大いにつくり、余計に作れる分は地元の消費者に届けよう」と、二年前に始まった産直コーナーは、月に三十〜四十種類の野菜が並ぶまでに発展。今年は、「春から大いに野菜づくりをしよう」と、冬期間は勉強会を継続して開くことにしたものです。予想を越える二十六人の参加者のほとんどは農家のかあちゃんたちでした。 化学肥料に頼らない「土づくり」が、病気にも強くなり、農薬の心配が減ること。くん炭やぼかし肥をつくり、上手に利用しての「美味しい野菜づくり」。適期の種まきや条件にあった品種選びなどなど、すごくためになった勉強会。その後は自分たちが作ったごちそうを広げて昼食交流会。こごみやふきの煮物、赤かぶ漬けに青菜漬け、デザートの「柿シャーベット」や手作りアイス。おかあちゃんたちの手作り料理が勢揃い。「どうやって作るの」と楽しく盛り上がりました。 ものづくりを勉強したり、自分たちの手作り料理を食べあったり、わいわい世間話をするおかあちゃんたちの顔は輝いています。
(庄内産直センター 菅井巌/新聞「農民」2000.2.21付)
|
[2000年2月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒171-0022
東京都豊島区南池袋2-23-2
池袋パークサイドビル4階
TEL (03)3590-6759
Copyright(c)1998-2000, 農民運動全国連合会