農民連顧問武内茂夫氏が死去
農民連顧問の武内茂夫氏が、一月十九日午後十一時二十三分、急性肺炎のため愛媛県今治市の病院で死去されました。享年八十三歳。 武内氏は、一九六五年に全日農愛媛県連会長に就任。六九年、自由化阻止西日本みかん農民大集会を成功させ、自由化反対の運動を全国に広げるきっかけをつくりました。農民連の前身である農民運動全国懇談会の常任世話人、全国連、愛媛県連の顧問を歴任。 今年一月、今治市農業委員だった武内氏は病床から「固定資産税の評価課税に関する要請」書を提出、全会一致で採択されました。半生を日本農業と農民の暮らしを守る運動にささげ、死ぬまで現役をつらぬき、新たな国際連帯の広がりを喜んでいた矢先に、お亡くなりになりました。越智・今治農協現職理事。日本共産党から愛媛県議三期、今治市議三期をつとめました。 喪主は、妻の宏子さん。
(新聞「農民」2000.2.7付)
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[2000年2月]
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