国民世論と野党共闘の力で衆院定数・年金改悪法案などストップ臨時国会閉幕
「立ちすくむ巨大与党」「連立の誤算」「通用させなかった“数の暴力”」、臨時国会が閉会した翌十二月十六日の新聞には、こんな活字が踊っていました。 四十八日間にわたった臨時国会では、多数を占める自自公三与党の横暴とたたかい、衆院比例定数削減法案、年金改悪法などの悪法を継続審議にさせました。 農民連も参加した11・10国民大集会や繰り返し行った国会議員要請、座り込みなどの統一行動で、国民的共同を広げてきました。 また、この間、全国各地でエサ米への投げ売り反対日本の農業を守れの大判ビラを百四十万部以上も配付し、農村で要求実現、悪政打破のたたかいを進めてきました。 国民のくらしを犠牲にする悪政に怒った大きな国民世論の力と民主、共産、社民三野党の一致結束した力が、自自公連立の小淵内閣を追い詰め、貴重な成果を収めたのです。 国民と共同した運動を広げ、断固としてたたかえば、情勢を変えられることを明らかにしました。 継続審議となった年金改悪法や衆院比例区削減法を通常国会で廃案にさせ、自自公政府を国会解散・総選挙に追い込みましょう。
(新聞「農民」2000.1.3/10付)
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[2000年1月]
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