2000年へ さあ“初荷”だ

農民連出番の年だ

　「農民連の初荷だ！」“ふるさと産直ネットワーク”という色鮮やかなシールを貼った農作物が並ぶ農民連コーナー。午前六時過ぎ、寒中の朝もやを突き破るセリの掛け声。東京・北足立市場は一気に活気あふれる雰囲気に。

　二〇〇〇年の新年を迎えて、埼玉県上尾市場から始まった農民連コーナーは、首都圏を中心に点から線へと発展しています。

　大手スーパーなどの流通支配に対抗し、卸・仲卸・小売業者との共同の取り組みが歓迎され、期待も高まっています。

　農民連は、総自由化とアメリカの食糧支配のもと、「ものを作ること自体が輸入農産物とのたたかい」と位置づけ、「ものを作る人を増やす運動」を展開。

　今年は、まさに多様な産直運動に取り組む農民連の“出番の年”です。

農民連第12回大会