「農民」記事データベース20150223-1154-03

TPP交渉でコメ輸入枠譲歩

アメリカいいなり許さない

石川県連絡会が宣伝

関連/「農協つぶし」はやめさせよう


画像  「TPP参加反対の石川県連絡会」は2月3日、宣伝行動を金沢市武蔵町のめいてつエムザ前で行い、石川県農民連の西忠恭事務局長がTPP交渉の現状と撤退を訴えました。

 農村を深刻な米価暴落が襲うなか、TPPをめぐる日米交渉で「アメリカ産のコメの輸入枠を5万トンも増やす」と譲歩したというニュース報道が飛び交っています。西事務局長は、「今でも年間77万トンがミニマムアクセス米として輸入されているのに、とんでもない話だ。国内の稲作農家には飼料米を作らせておきながら、主食米の輸入を増やそうとしている。アメリカ言いなりのTPP交渉からは撤退するしかない」と、道行く人に訴えました。

 「TPP参加反対の石川県連絡会」では、TPPの宣伝をもっと強め、交渉から撤退させるまでがんばろうと話し合っています。

(石川県農民連 宮岸美則)


「農協つぶし」はやめさせよう

「農政改革」反対連絡会議 チラシ新たに作成

画像  全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)と全労連、全農協労連、農民連、新日本婦人の会、自治労連、生協労連で構成する「安倍『農政改革』に反対し、食料・農業・地域を守る大運動」連絡会議は、2015年通常国会を迎えて急速に進んでいる農協改革・農協法改悪論議について、これは農協関係者だけの問題ではなく、広く消費者・国民に関わる問題であることを宣伝するために、新しいチラシを作成しました。

 チラシは、「食の安全・安心、食料自給率の向上のためにも、政府による『農協つぶし』はやめさせよう」と呼びかけ、そのねらいや不当性、国民生活への影響についてわかりやすく示しています。

 同連絡会は「全国で署名活動の促進でも役立てられています。大いに活用して、農協法等の改悪を止めましょう」と呼びかけています。

 注文先は、全農協労連 TEL 03(3370)8327まで。

(新聞「農民」2015.2.23付)
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2015年2月

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