TPP交渉でコメ輸入枠譲歩アメリカいいなり許さない石川県連絡会が宣伝
「TPP参加反対の石川県連絡会」は2月3日、宣伝行動を金沢市武蔵町のめいてつエムザ前で行い、石川県農民連の西忠恭事務局長がTPP交渉の現状と撤退を訴えました。 農村を深刻な米価暴落が襲うなか、TPPをめぐる日米交渉で「アメリカ産のコメの輸入枠を5万トンも増やす」と譲歩したというニュース報道が飛び交っています。西事務局長は、「今でも年間77万トンがミニマムアクセス米として輸入されているのに、とんでもない話だ。国内の稲作農家には飼料米を作らせておきながら、主食米の輸入を増やそうとしている。アメリカ言いなりのTPP交渉からは撤退するしかない」と、道行く人に訴えました。 「TPP参加反対の石川県連絡会」では、TPPの宣伝をもっと強め、交渉から撤退させるまでがんばろうと話し合っています。 (石川県農民連 宮岸美則)
「農協つぶし」はやめさせよう「農政改革」反対連絡会議 チラシ新たに作成全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)と全労連、全農協労連、農民連、新日本婦人の会、自治労連、生協労連で構成する「安倍『農政改革』に反対し、食料・農業・地域を守る大運動」連絡会議は、2015年通常国会を迎えて急速に進んでいる農協改革・農協法改悪論議について、これは農協関係者だけの問題ではなく、広く消費者・国民に関わる問題であることを宣伝するために、新しいチラシを作成しました。チラシは、「食の安全・安心、食料自給率の向上のためにも、政府による『農協つぶし』はやめさせよう」と呼びかけ、そのねらいや不当性、国民生活への影響についてわかりやすく示しています。 同連絡会は「全国で署名活動の促進でも役立てられています。大いに活用して、農協法等の改悪を止めましょう」と呼びかけています。 注文先は、全農協労連 TEL 03(3370)8327まで。
(新聞「農民」2015.2.23付)
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[2015年2月]
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