「農民」記事データベース20150202-1151-14

農民連第21回大会
レセプション

関連/参加者の感想


ズラリふるさとの逸品
味を堪能 楽しく交流

 農民連第21回定期大会の記念レセプションが1月13日に開催されました。大会参加者のほか、各団体・組織から160人余りが集まり、全体で約460人の熱気であふれました。47都道府県から、海と山の幸や郷土料理、地酒などの自慢の逸品が届き、参加者はふるさとの味を堪能し、交流を深めました。

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全国各地の自慢の逸品を楽しみました

安倍暴走政治ストップ
農業・食料守る先頭に

 英気を養って

 トランぺッターの松平晃さんによるトランペット演奏で幕を開けました。農民連の白石淳一会長が「今日は全国のおいしい食べもので大いに英気を養っていただき、安倍政権を追い詰める年にしようではありませんか」と開会あいさつ。

 全国商工団体連合会の星実副会長が「生活と営業を守り、消費税増税、TPPをつぶすために、ともにがんばりましょう」と来賓あいさつを行い、全日本民主医療機関連合会の伴香葉事務局次長が乾杯の音頭をとりました。

歌に踊り参加者も一緒に

 民謡を踊って

 埼玉県の高橋利男さん(春日部市)一座による民謡、秋田県の民謡・秋田おばこの踊り、百姓フォーク、ヒューマン・ファーマーズによる歌と演奏が続き、参加者も一緒になって歌い、踊りました。

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秋田おばこを踊る女性部のメンバー

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民謡を披露した高橋さん一座

 新議員ズラリ

 日本共産党国会議員団も紙智子参院議員のほか、高橋ちづ子、畠山和也、清水忠史、堀内照文の各衆院議員がかけつけあいさつ。なかでも4人の新衆院議員が壇上に立つと、ステージの周りに人の輪が広がりました。

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壇上に並んだ(右から)畠山、斉藤、紙、堀内、清水の各議員

 最後に原弘行常任委員(大阪農民連会長)が「安倍暴走政治にストップをかけ、農業・食料を守る先頭に立つことを誓い合おう」と閉会あいさつを行いました。


参加者の感想

 本当にすごい!

  アジア太平洋資料センター(PARC)の内田聖子さん

 農民連のレセプションは「すごい」と聞いていましたが、食あり、歌ありで本当にすごいですね。おいしいものをありがたくいただいています。食の問題では、農家だけでなく都会の消費者も一緒にやっていくことが大事ですね。また、食べることが加わることにより、TPP反対などの運動も豊かになります。今年は、TPPや農協攻撃などたたかいもさらに厳しいものになりますが、今日はたくさん食べて力にしていきたいです。

 A級グルメです

  TPPに反対する弁護士ネットワークの中野和子さん

 おいしい食べもの、飲みものがいっぱいで、まさにA級グルメです。もっと広い会場で、お客さんをたくさん呼んで、産地のアピールをしてほしいです。

 この場に来た人たちに「どうやってこんなにおいしい農産物ができるのか。それを守るにはどうしたらいいのか」を考えてもらいたいです。

 一緒にたたかおう

   JAL(日本航空)不当解雇撤回争議団の山田純江さん

 解雇直後にお米を送ってもらうなど、物心両面で支えてもらって感謝しています。

 食べることは命の源なのだと実感します。こんなにおいしいものを提供してくれる農家のみなさんをないがしろにする今の政治は許せません。

 TPPのように大企業の利益優先の姿勢は、JALの不当解雇と構造が同じだと思います。一緒にたたかって打開しましょう。

(新聞「農民」2015.2.2付)
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2015年2月

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