農のこころ丸山美沙夫
冬耕の韻律きざむ鍬の音 神田 實 俳誌『夏木』から。「冬耕」は冬ざれの田畑を耕して、雑草を防ぎ、土を肥やすための冬場の仕事であった。現代農業では、ハウス栽培など冬野菜作りもさかんに行われている。耕耘機とともに、小まわり作業の鍬はとても便利である。鍬使いの大変さはあるが、この句には愛用する鍬使いの明るさ、リズム感に捉えている。
(新聞「農民」2015.2.2付)
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[2015年2月]
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