ひょっこりひょうたん島田んぼ稲刈り交流会福岡・みのう農民組合
おいしいものいっぱい幸せ6月27日に田植えした「ひょっこりひょうたん島田んぼ」の稲刈り交流会が10月16日、うきは市にある佐々木督文さんの田んぼで行われ、3歳の幼児から80歳のお年寄りまで約40人が集まりました。「ひょっこりひょうたん島田んぼ」とは、今年4月に亡くなった作家の井上ひさしさんを偲(しの)んで、「にこまる」(地球温暖化に対応した稲)と、黒米で縁取りした田んぼでしたが、「あれ? どこにひょうたん島があるの?」―田んぼにぽっかりと浮かんでいるかと思ったら、稲が倒れて島にはならず残念でした。みんなで黒米だけを鎌で刈りました。 それが終わると、シイタケ狩りとイチジク狩り。「こんなふうになってるんだ。初めて見た」と驚きの声。落花生と枝豆もちぎって湯がきます。 みのう農民組合の足立博幸組合長が作った炊き込みご飯と、みんなで作った豚汁を食べながら、農学博士の河内俊英さんから、田んぼと環境に関するお話も聞けました。 「産直米が切れてスーパーでお米を買ったけど、やっぱりこっちの方がおいしい」「おいしいものがいっぱいで幸せ」と、おとなから子どもまで笑顔がはじけていました。「おいしいものを食べたい。その願いを産直がかなえてくれる」―うれしい言葉が心に残った交流会でした。 (福岡・みのう農民組合 金子徳子)
(新聞「農民」2010.11.1付)
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[2010年11月]
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