“いい出会いになるといいなぁ”

兵庫県農民連青年部　初めての男女交流会

　昨年結成した兵庫県農民連の青年部が、「青年部らしい活動をしよう」と、4月12日、三木市のキャンプ場ではじめての男女交流会を開催し、女性12人、男性11人が参加しました。

　桜が満開。夏日を思わせる陽気の下、県連会長の永井脩さんが「農業後継者が少ないなか、一般女性に農業のすばらしさを知ってもらい、農業青年と出会うチャンスとして開かれた交流会です。楽しんでほしい」とあいさつ。青年部代表の古跡真一さんは「農作業は一人ではつらい。いっしょにやってくれる相方が必要」と、交流会にいたった経過を語りました。

　さっそく6人づつのグループに分かれて、焼肉や焼きソバを自分たちで調理しました。男性は農業従事者ばかりですが、女性は保育士や薬剤師、ＯＬなどさまざま。スタッフの心配をよそに和気あいあいと、「いい人であれば農家に嫁いでもいい」との感想や、男性の中には「同じ仕事を持つ者どうしが語り合えてよかった」という声も。なかには、一人で農作業をする時間が多いため、自分の思いを伝える時間や場所が少なく、堰（せき）を切ったように話し始める人もいました。

“ステキな出会いが生まれそう”――みんなで記念撮影

　青年部では、今年中に2回目、3回目の交流会をしようと意気込んでいます。この集いから新しい出会いが生れることを期待しています。