農のこころ丸山美沙夫
減反を蹴立てるごとく雉の声 小川 鳴月 俳句交流誌『野かぜ』から。日本人の主食である米が、農家には「米を作りすぎ」と、減反政策が強要されてきた。その一方でミニマムアクセス米の輸入を「義務」ではないのに毎年七十七万トンも輸入。そのあげくに汚染外米が国民に食わされていた米流通への管理にあきれる。雉の声の鋭さに、農の怒りが具象された作。
(新聞「農民」2009.4.27付)
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[2009年4月]
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