反貧困フェスタ2009 東京ライブ、出店、労働・生活相談など多彩に
シンポ「いま“はたらく”が危ない」も今年で2回目を迎える「反貧困フェスタ2009」が3月29日、東京・千代田区の神田一橋中学校で開かれ、のべ1700人が参加しました。主催は労働組合や市民団体、個人などでつくる反貧困ネットワーク(代表・宇都宮健児弁護士)。メーンシンポジウムのほか、4つの分科会やライブ、展示、出店、炊き出し、労働相談・生活相談など多彩な取り組みが、終日繰り広げられました。農民連は賛同団体として参加するとともに、野菜やお米などを販売しました。 「いま“はたらく”が危ない」をテーマにしたメーンシンポジウムでは、労組に入って解雇とたたかう派遣労働者や、リストラにさらされる大企業正社員、生活保護が受給できることになり、再起にむけて奮闘中の「年越し派遣村」村民など9人が自らの体験を率直に語りました。 佐藤良則さんは、偽装請負、期間工、派遣労働者と立場を変えながら、5年10カ月間、いすゞ自動車で働き、昨年末、契約期間半ばで派遣切りされた経験を発言しました。「正社員になりたい一心で、まじめに働いてきた。全日本金属情報機器労働組合(略称JMIU、全労連加盟)の仲間と出会い、解雇とたたかう決意ができた。次の世代にはこんな思いをさせないような社会にしてほしい」と述べ、熱い連帯の拍手が送られました。
(新聞「農民」2009.4.13付)
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[2009年4月]
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