「農業讃歌」の写真集出版
写真家・橋本紘二さん
「農仕事 四季のかがやき」
田・畑で輝いた光景
あざやかに映し出す
去年の秋に、千葉県船橋市から新潟県十日町市松之山に移住した写
真家の橋本紘二さんが、写真集「農仕事 四季のかがやき」を出版しました。
「農業をやるには、なんでも知っていなければならないし、何でもできる知識と知恵を持っていなければ成り立たない職業だ」という橋本さん。「いいかげんな仕事をしていれば、かならずしっぺ返しがあることを知っているから、農民の仕事は美しい」―40数枚の写真が、そんな農仕事や畑、田んぼで一瞬に輝いた光景を、四季折々のなかであざやかに映し出しています。
「東北地方の農家の次男に生まれ、農民にはなれなかった」という橋本さんの、「農業賛歌」の写真集です。
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ブルドーザーで3メートルもの残雪を割ってニンジンを掘り出す農民。冬眠させておくとニンジンが甘くなる。「雪下ニンジン」というブランドで高値で売れている。(新潟県津南町) |
発行=農山漁村文化協会(農文協)
定価=2800円+税
(新聞「農民」2009.4.6付)
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