「農民」記事データベース20090406-871-13

気軽に参加、元気もらった

北海道農民連女性部が総会

関連/09年度総会開く


新会員も参加 仲間づくり、直売所、「9条」…

画像 北海道農民連の女性部は、2月28日と3月1日、第19回総会を余市町で開き、新会員2人を含め23人が参加しました。各地から持ち寄った黒豆ジュースやしそジュース、トマトジュース、ケーキ、漬物など自慢の加工品が並びました。

 全国女性部長の久保田みき子さんから、全国総会のようすや岩手での取り組みを聞きました。9条花壇の提案には、「やってみよう」との声をあがり、「消費者にも農業を守る運動にかかわってもらうことで、一味違う活動になるのでは」との話に、視点を変えることに気づかされました。また、「女性部の一員でやっていきたいと思えるような女性部を」との呼びかけに、「地域の女性部をそんな女性部に」と振り返り、「女性が生き生きしている団体には未来がある」との訴えに、「そうだ」と拍手を送りました。来年は、岩手にならって持ち寄りバザーに取り組むことになり、全国の総会にも参加の手が上がりました。

 仲間づくりでは、農民連の直売所への参加を呼びかけられた女性から「はじめて『新鮮でおいしい』との声を聞き、『感動した』と喜んでもらったので、これからも広めていきたい」という報告がありました。また、軽トラックで農産物を売っている女性から、「加工品をつくっているが、道の助成で作ったレシピが好評で、通年開いている直売所を検討している」との発言や、「農民連の各地の直売所がわかれば、旅行のときなどに立ち寄りたい」という要望も。また「私たちが作っている野菜の簡単レシピや、珍しい種子の紹介なども交換できたらいいね」との声に、初参加者から「私がまとめましょうか」とうれしい受け応えも。

 参加者から「気軽に参加して話ができ、気取らないのがいいところ。多くの人に知らせたい」「沈みかけていた気持ちのリフレッシュにおおいに役立ち、またがんばれる」などの感想も出され、元気をもらった総会でした。

(北海道農民連女性部長 高嶋桃代)


09年度総会開く

岩手 西根町農民組合

 岩手県農民連・西根町農民組合は3月14日、八幡平市で09年度総会を開き、約80人が参加しました。

 はじめに、吉田勘次郎組合長が「先月、八幡平市で行われた『平成の百姓一揆』集会は、私たちの50年にわたる活動が市長の心を動かしたものだ。これからも、農家の暮らしを守るためにがんばっていきましょう」とあいさつ。事務局から「税金の計算会は班の会議に集まって行い、免税軽油の申請も行いましょう」などの提案がありました。

 参加した東山美智子さん(酪農家)は、「正月明けから税金の申告に取り組んできたけど、無事終わってホッとしました」と喜んでいました。

(岩手・西根町農民組合 鈴木實)

(新聞「農民」2009.4.6付)
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2009年4月

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