農民連などが「働く仲間のひろば」くらしと雇用を守れ相談コーナー 労働6件、生活も2件 奈良
「派遣切りをやめろ! くらしと雇用を守れ!」―奈良県農民連は、労働組合や医療機関、生活と健康を守る会など県下の各種団体と実行委員会を結成して、「働く仲間のひろば」を開催しました。
農産物バザーは大人気、すぐ完売弁護士など専門家による労働・生活相談コーナーや、農民連の農産物バザーなどが催され、およそ1000人が「ひろば」を訪れ、労働相談が6件、生活相談も2件寄せられました。相談に訪れた35歳の男性は、昨年末に解雇され、住む家もない状態。後日、天理市に生活保護を申請して認められ、「これを契機に職探しを始めたい」と語っていました。農民連会員から寄せられた100キロを超す米をはじめ、バザー用の農産物は大人気で3時間ほどで完売。売上金は実行委員会にカンパされました。 (奈良県農民連 竹島茂直)
確定申告後の心得税務署からはがきや電話があったら自分で返事を出したり、ひとりで税務署などへ行ったりしない。法律に定めがないので、断っても不利益はありません。
税務署員がいきなり来たら「今日は都合が悪いので、あとから連絡する」と言って、その日には応じない。「少しの時間ですむから」と税務署員は言いますが、引き込まれないようにしましょう。農家への税務調査は、農家の承諾が必要な調査です。また、仕事のジャマはできません。農家の都合に合わせなければなりません。
税務署員に押印を求められたらどんな書類でもすぐにハンコを押さないこと。「よく検討してから、後日届けます」と言って、その場では断りましょう。
税務調査に応じるときは絶対に一人では対応せず、信頼のできる人に立ち会ってもらいましょう。
困った時は最寄りの農民連へご相談ください。 (税対部)
(新聞「農民」2009.4.6付)
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[2009年4月]
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