農のこころ丸山美沙夫
田の神は昼のお休み落し水 山口 伸 俳誌『林苑』から。稲穂が成熟してくる頃に行う「落し水」である。畦を切って水口をつくり用水路などに排水し、田を乾燥させて稲刈りを待つ。この頃の作業である。昔から大切な田を守護する神を祀る行事も行われてきた。この作は、作業を終えて昼休み時の主を「田の神」のごとくとらえている面白さにある。
(新聞「農民」2007.9.24付)
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[2007年9月]
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