農のこころ丸山美沙夫
手抜きせず生きた証しの秋実る 北野ハツエ 俳誌『石の声』から。農業経営にとって農畜産物の生産を効率的に行うことは当然に求められる。しかし物をつくり育てるためには、心血をそそぐ愛情と技術があってこそ良い物が生産される。この句の「手抜きせず」には、その努力もしっかりとこめられている。実直で農ひとすじに生きる人間性も出て感動が伝わる。
(新聞「農民」2007.9.17付)
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[2007年9月]
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