「農民」記事データベース20070910-795-09

新潟・栄町の大豆畑トラスト

えだまめ祭り


もぎたて、ゆでて昼食会
祭り用“ユアガリムスメ”食す

 新潟県の栄町大豆畑トラストは八月五日、三条市で、えだまめ祭りを開き、三条市のほか長岡、新潟両市からも十六人が参加しました(写真〈写真はありません〉)。テントのなかでのエダマメもぎのほか、公民館で、もぎたてのエダマメをゆで、おにぎり、みそ汁、ナス漬け、モモやブドウなどで昼食会を行いました。

 今年の大豆は、順調に生育し、七月には、土寄せを済ませました。青大豆は、二度の定植で、いま順調に生育しています。もともとエダマメは、大豆が未成熟な緑色のうちに、さやごとゆでて食すものでしたが、今ではエダマメの品種は、大豆とは別種。ここでは大豆の定植前に、“えだまめ祭り用”に植えた「ユアガリムスメ」を味わいました。

 話題は、七月の中越沖地震での柏崎刈羽原発事故。長岡市の新日本婦人の会の会員の方が、いま「もうひとつの長岡空襲」と題して、六十二年前の知られざる「模擬原爆飛行訓練」の犠牲者を弔う朗読劇を準備中だと報告。平和憲法を守り、原爆の悲惨さを語り継いでいかなければという彼女の熱い思いに、参加者はみな、感動していました。

(新潟・栄町大豆畑トラスト 味岡久美子)

(新聞「農民」2007.9.10付)
ライン

2007年9月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2007, 農民運動全国連合会