農のこころ丸山美沙夫
爺の五指穂孕む稲を触診す 美沙夫 青稲の丈が伸び、茎がふくらんでくると、すでにしっかりと幼穂が形成される。この頃、田の水まわりをしながら、稲株を触ってみると茎の弾力が感じられる。「穂孕みしてきたようだ」「今年の出来具合はどうだい」。農の立ち話も期待がかかる。日一日と育つ稲と天候に賭けた、これからが本番の勝負どきである。
(新聞「農民」2007.9.10付)
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[2007年9月]
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