「農民」記事データベース20070319-772-12

食べものに薬効あり

橋本紀代子


試してびっくりニンジンジュース

 私が野菜の効用に驚いたのは、ニンジンジュースを飲みはじめてから。もう十五年も前のことですが、息子の鼻血が止まる、娘のノドの腫れがひく、私の手足が温かくなるなどの経験をしました。友人にすすめると、視力が回復した、便通がよくなった、疲れなくなった、肌がきれいになった、コレステロール値が正常になったなど、びっくりするような効果が。

 ドイツの伝統医学の教科書には、「へんとう腺をよく腫らしたり、学校で勉強ができなかったり、記憶力が弱い小児にもよい」と書かれており、小児科医から評価されています。ドイツのお母さんたちから「ニンジンは頭のよくなる薬」と言われています。ニンジンジュースをがんの予防や治療に用いる方法は、世界中で行われており、「青汁」に対し「赤汁」とも呼ばれます。

 ニンジンジュースはジューサーやミキサーで作ります。一人分の材料は、ニンジン三百グラム、リンゴ半個。レモンを少し入れてもよいでしょう。押入れに眠っているジューサーはありませんか? さっそく、お試しください。

(新聞「農民」2007.3.19付)
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2007年3月

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