100人も参加、強い関心岩手・胆沢農民組合 品目横断対策で学習会
岩手・奥州市にある胆沢町農民組合は三月四日、全国連事務局長の笹渡義夫さんを講師に、学習会「品目横断的経営安定対策のねらいと対応策」を開き、組合員のほか集落の転作組合長や営農組合長など、百人が参加。熱心に資料を見ながらメモを取るなど、関心の高さが示された催しになりました。 今回の学習会開催にあたり、農民組合では案内チラシの新聞折り込みを三回にわたって行い、転作組合長や営農組合長など百七十人に案内を出し参加をよびかけました。 奥州市胆沢区内では、二月後半から特定農業団体の設立総会が相次いでおり、駆け込みラッシュともいえる状態です。それでも胆沢区内の水田の四割くらいしか対策にのれないだろうというのが担当者の見方です。 「いろいろ学習会をするけれども、よく分からなかった。今日の話でそのねらいがよく分かった」と農協関係者は言っていました。また、女性の参加もあり、「ずいぶん集まったね。分からなかった事も多かったが、これからもぜひこういう話を聞く機会をもって欲しい」との声も。 その後も「ぜひ参加したかった。資料だけでももらえないか」という営農組合長さんからの連絡が入るなど、反響が続いています。これからも、もっと知らせる活動や対話を強めていきたいと思っています。 (胆沢町農民組合 黒沢俊明)
大分県農民連が大会組織強化など方針きめる「憲法改悪で農政つぶしは許さない、食糧主権の確立へ草の根から運動を起こし、国民合意と共同を!」―大分県農民連は二月二十三日、竹田市で県連大会を開き、下郷農協関係者はじめ十五人の代議員が参加しました。(写真〈写真はありません〉)全国連副会長の村尻勝信氏があいさつし、小野幹雄県連会長が大会議案を報告。(1)要求を基礎に農業と暮らし、地域を守る運動を大きく広げ、「食糧主権宣言」と安全・安心な農産物を消費者に、という「もう一つの流れ」を作っていく(2)会員と新聞「農民」の読者を増やす(3)県連と各単組の確立と強化を進め、本部への長期滞納を解決する―の三本柱をしっかり堅持し、「決めたことは必ずやりきり、あいまいにしない」ことを決めました。 また、農協合併問題で特別決議を行い、県と農協中央会に申し入れを行うことにしています。 会長には、新しく阿部浩三さんを選出しました。 (大分県農民連 阿南勝也)
(新聞「農民」2007.3.19付)
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[2007年3月]
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