みんなで楽しくみそ仕込み広島大豆トラスト 今年は自前で米麹作り
広島大豆トラストは、東広島市黒瀬町でみそ仕込みを行いました。種まき以来、天候に恵まれず、久々の会員参加の作業となりました。 今まで麹(こうじ)は外注していましたが、みそ部長ともいうべき地元の村田学さんと事務担当の平尾真吾さんが、三日がかりで百キログラムの米麹を準備。大豆を一晩ひたし、指先で握りつぶせるくらいになるまで煮炊きして、四〇度以下に大豆がなるまで待ちます。決められた比率ごとたらいで混ぜ合わせ、ミンチ作り器に通します。器から出てきたら手で固めたるに叩きいれて、たるいっぱいになったらすき間のないよう塩を引きつめます。これを二十八口分、二月七日から丸四日かかって行いました。 学校給食にみそを使ってもらっている小学校の子どもにせがまれて岡山から参加した人や、会員の通う大学の友達など三十人余が参加しました。 そして、遺伝子組み換え作物の開発と企業戦略を学習し、大豆トラストで生産と消費の架け橋になろうと話し合い、天然酵母のパンやピザ、猪肉入りのダイコン鍋などで舌鼓を打ち、楽しい交流会となりました。 (広島県連 木戸菊雄)
18年産米を冷蔵庫入れ福岡 みのう農民組合福岡・みのう農民組合では二月四日、久留米市田主丸町で新しく入った組合員を含め二十四人が、十八年産米の冷蔵庫入れを行いました。検査官に立ち会ってもらい、等級と重さを確認しながら、約二時間で約八百六十袋を入れ込みました。このあとの反省会で、米部長の中村清人さんから「十七年産米は三年連続の不作(長雨、好天気による過乾燥、台風)で大変でしたが、みなさんの協力で産直米の取り組み(総出荷数量二千百六十七袋)を達成できました」とあいさつ。肥料会社に勤める組合員から、米の味がよくなる工夫などについて話してもらいました。(写真上〈写真はありません〉) ある組合員は「今度の品目横断対策で集落営農に入ろうとしたが、加入するには権利金みたいなものが五十万円必要とのことで、米を作るのをやめた」と話していました。農民・農業をつぶす品目横断対策に未来はありません。 (福岡・みのう農民組合 金子徳子)
(新聞「農民」2007.3.12付)
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[2007年3月]
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