農のこころ丸山美沙夫
種袋振ればよろこぶ種の数 梅村 半醒 俳誌『東海俳句』から。穀類や野菜、草花の種などを蒔く時期が近づくと、冬の間保存していた種子を出して確認して置くことも大切。また必要な物は種物屋から買って準備をする。この作は、少量の種袋だが「振ればよろこぶ」と詠んでいる面白さ。農作物や草花など、物を蒔き育てる喜びがあってこそ生れた。
(新聞「農民」2007.3.12付)
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[2007年3月]
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