農のこころ丸山美紗夫
七草粥吹くわが息のうすみどり 津田 久枝 俳誌『いき』から。正月七日の朝に、七種の若菜を入れて炊いた粥(かゆ)を食べる。これを食べると万病を除くと言われ、正月の食の一つとして現在も習慣化されている。食と健康の文化として、現代に生かされているのだろう。若菜の風味があり、熱いものを吹きながら食べる。体が温み、「うすみどり」の活力が伝わる。
(新聞「農民」2007.1.15付)
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[2007年1月]
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