「農民」記事データベース20070115-763-02

杉本敏隆前朝日漁協組合長、小池恒男滋賀県立大教授、
佐川安平元蒲生町農協組合長らがよびかけ

滋賀・農林水産「九条の会」結成

関連/農民連女性部 第18回総会


 全国の「農林水産九条の会」の呼びかけ人でもある杉本敏隆・前朝日漁業協同組合長や小池恒男・滋賀県立大学教授、佐川安平・元蒲生町農業協同組合長ら十二人が呼びかけた滋賀・農林水産「九条の会」の結成総会(写真〈写真はありません〉)が、十二月九日、近江八幡市で開かれ、県下各地から六十五人が参加しました。

 結成総会は、憲法ビデオ「今と未来の世代のために」を見た後、杉本敏隆さんが開会のあいさつをし、山本敬治・元県立短期大学助教授が結成までの経過を報告。今後の活動方針と「申し合わせ」を提案し、承認されました。

 第二部では、教育評論家の三上満さんが、「日本国憲法と農林水産業」と題して記念講演を行いました。三上さんは、「憲法は地球上から戦争を一掃する日本の決意であり、九条は世界平和のモデル」と強調。戦争を支えたのは統制とウソの教育であり、その反省の上に“だまされない力”を養うことが今の教育基本法ができた一つの要因だと述べました。そのうえで、「いま戦争する国への道、勝ち組・負け組の格差社会づくりが進められているが、九条を守ることが最大の国際貢献であり、そのためにも農林水産業の発展と食糧主権の確立が大切」だと指摘。参加者に大きな感銘を与えました。

(滋賀農民連 北村富生)


農民連女性部 第18回総会

◇2月3日(土)〜4日(日)
◇ホテル機山館(東京・文京区本郷4―37―20)
◇参加費 1万円(保育もあります)
申し込み=各都道府県連または農民連本部
(新聞「農民」2007.1.15付)
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2007年1月

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