平和と生活向上へ科学は
いま何を問われているか
科学者会議が学術研究集会
関連/食品分析センター募金者氏名
埼玉農民連・松本慎一事務局長
全国食健連・坂口正明事務局長
食と農の分科会で報告
日本科学者会議は十二月一〜三日、東京にある明治大学と一橋大学を会場に、「諸科学・技術の到達点と国民生活〜平和と生活向上のための科学はいま何を問われているか」をメーンテーマに、第十六回総合学術研究集会を開き、全国から多数の研究者が参加しました。
研究集会は、二つの特別報告と三十三の分科会(百九十七件の研究発表)、一つの総合討論会、五つの市民参加企画など、多彩な催し。実行委員長の長田好弘さんは、「すべての学問領域で戦闘的に真理を探求し、不合理をただす理論と実践が求められている」と呼びかけました。
第十五分科会では「食と農の政策科学」をテーマに、「国民の健康と日本の『食』」や「食糧の自給と日本の農業」について、木谷実さん(栄養学者)や熊澤喜久雄さん(東大名誉教授)など十三人が報告。埼玉農民連の松本慎一事務局長も、「学校給食に県内産小麦一〇〇%のパンを実現」した経過を、エピソードもまじえて紹介しました。(写真〈写真はありません〉)
また全国食健連の坂口正明事務局長は、「食健連運動の展開と科学者への期待」と題して報告。外国のNGO活動家も驚くユニークで多彩な食健連の取り組みを紹介し、科学者と「大いに議論しながら、国民要求実現のために連携を深めたい」と述べました。
食品分析センター募金者氏名(敬称略)
11月2日 〜 30日
北海道=田渕直子、芳沢浩一、野田正弘、丸子到一、木原博美、江崎照夫、金沢祐悦、田代修次、岩田幹子、浜中町農民組合、山川秀正、神保郁子、岩手=関向良雄、福島=岡崎勝男・サキ、茨城=常陸野農民センター、常陸野産直センター、常陸野田植え稲刈り交流会、生井兵治、群馬=後閑正二、後閑賢二、住谷菊代、目黒美奈子、飯島静男、宇津野洋一、宇津野ユキ、埼玉=長松秀明、八田純人、新婦人桶川支部、千葉=加福あゆみ、高安商店、山崎光、東京=水上人江、上野征詔、志賀龍太郎、荒井章、石井武雄、里口勤、加藤明、和田智男、新婦人東久留米支部西村妙子、同・岡崎恵子、春原智明、為我井雅子、河原みゆき、主婦会館五〇周年記念出店コーナー、神奈川=岸靖之、森屋金重、大屋珠江、影山孝夫、清水鳩子、新潟=西蒲農民連弥彦支部、西蒲農民連岩室支部、富山=寺林清貴、石川=石川農民連、荒木田桂子、長野=富沢清、小林節夫、長野農民連、農民連新婦人米産直交流会、静岡=たちばなファーム岩井一代、岐阜=可児すみ子、新婦人羽島支部北山静子、京都=坂口えつ子、佐竹佐英子、新婦人左京支部修学院産直B、渕田公子、山崎里美、山田多鶴子、福田美和子、古谷八重子、新婦人左京支部下鴨班、堀りえ子、阪本清子、三和町農民組合、久保絹子、美山農民組合、新婦人伏見支部だいご班、新婦人旬の会関根文美、新婦人宇治支部あさくら班、高橋義二、土佐繁美、兵庫=山下節子、奈良=庄司政子、中井智成、島根=青戸茂、高知=土佐文旦産直センター、福岡=京築農民組合、若宮農民組合、新婦人八幡西支部
(新聞「農民」2006.12.18付)
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