農のこころ丸山美紗夫
腰までの泥を信じて蓮根掘る 工藤 博司 俳誌『俳句人』から。蓮根掘りは早いものは九月中旬から十月頃にはじまる。葉がすっかり枯れた頃になると根茎の色がよくなるため、寒い時期となる頃が収量も増える。歳暮や正月用の出荷が多いので、冬の季語とされている。大変な収穫作業であるが、この作の「泥を信じて」には、生産者の深い思いが伝わってくる。
(新聞「農民」2006.12.18付)
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[2006年12月]
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