助け合いの集落営農を大いに農民連京都丹後地域センター
笹渡本部事務局長が講演 食糧主権宣言で学習会本部の笹渡事務局長が講演農民連京都丹後地域センターは十一月十六日、農民連の笹渡義夫事務局長を迎えて「食糧主権宣言」の学習会を開きました(写真〈写真はありません〉)。松村統克代表のあいさつに続いて、笹渡氏が講演。世界の農業情勢を現地の農民の状況も交えて語ったうえで、「日本では生産費に見合う米価を要求するのは農民連だけになった。しかし、国が進めている品目横断対策では日本の農業や農村は守れないし、世界では食糧主権の考え方が広がっている。集落の構成員が助けあう、本当の意味での集落営農を大いに進めよう」と訴えました。会場からは「『食糧主権』の考え方はわれわれと同じ。国が言い出す前から集落営農に取り組んでおり、乗れる制度は活用しながら集落を守るためにこそがんばりたい」と、市議さんが発言するなど、質問や現状の報告が次々と。最後に京都農民連の上原実書記長が「日本でも食糧主権の流れを大きなうねりにするために、その先頭に立つ農民連をもっと大きくしよう」と訴えました。 丹後地域センターは「品目横断対策にかかわる請願」を十二月議会に提出し、自治体が家族営農と集落営農を支援するよう取り組むことにしています。 (農民連京都丹後地域センター 安田政教)
ピートン作り 多彩に広く“来年は栽培”“食べる人ふやそう”
二〇〇六年度のピートン研究会が、十一月十二日、東京・清瀬市の小寺農園で開かれました。 |
[2006年12月]
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