9条たんぼで稲刈り大きな字が浮き上がり歓声
兵庫の農民連と新婦人兵庫農民連と新婦人兵庫県本部は九月三十日、秋晴れの下、「九条たんぼ」の稲刈りを行い、親子あわせて十五人ほどが参加しました。「九条たんぼ」は、産直センター副代表理事の中嶋努さんの田んぼを借りたもの。六月二十五日に、ヒノヒカリの中に「9」の字に植えていた紫黒米を刈りました。みごとに大きな「9」が浮かび上がり、みんな大喜び。(写真〈写真はありません〉) 稲刈りは初めての人ばかり。中嶋さんからカマの種類、使い方、注意事項を聞いた後、いっせいに刈り取り。田んぼが少々やわらかく、足元がすべって大変。一時間ほどで刈り取り、サツマイモ掘りも楽しみました。後は昼食。豚汁、おもちに舌鼓をうちました。 (兵庫農民連 上野信行)
採れたよお母さん見てえ富山食健連 イモ掘り&梨つみ富山食健連は九月二十三日、射水市で「イモ掘り&梨つみ」を行い、五十人の親子でにぎわいました。掘り出すのに悪戦苦闘し、ダブダブの手袋でイモを抱きかかえる子どもたち(写真〈写真はありません〉)。「採れた、採れた。お母さん見て」「でっかいのが採れた。小さいのもくっついてきたよ」と、うれしそうな姿に目を細めるお父さん。お孫さんと初めて参加した高崎香司子さん(元新婦人県本部事務局長)は、「若いお母さんが子どもを裸足でイモ掘りさせていて、ほほえましい。楽しく子育てしてほしい」と、エールを送っていました。 掘ったサツマイモは、蒸して簡単にできる“鬼まんじゅう”にしてみんなで食べました。生産者の坪田年夫さんが、「この畑は村の人のもの。荒らさないために私が作っています」と農家の事情を話すと、参加者から「来年も来るので、作り続けてほしい」と声がかかりました。 梨つみでは、農家の「引っぱるのではなく、上に持ち上げて採って」との説明に、子どもたちはお父さん、お母さんに盛んに抱っこされていました。 (富山県農民連 久郷道枝)
(新聞「農民」2006.10.23付)
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[2006年10月]
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