納豆カレー収穫祭で作ります福岡・みのう農民組合
県立朝羽高校へ納豆づくり見学福岡・みのう農民組合は、大豆畑トラスト枝豆収穫祭を間近に控えた九月二十八日、朝倉市杷木町にある県立朝羽高校を訪れて、納豆づくりを見学しました。収穫祭のサプライズ企画として「納豆カレー」を作ることになったからです。きっかけは、福岡市にあるカレー専門店の「納豆カレー」というメニュー。カレー・ルーはその店のものを使い、納豆は佐々木督文書記長の母校・朝羽高校で作ったものを使うことになりました。 産業技術課の生徒十人が、先生の指導のもと、納豆づくりを実演。ゆでた大豆に納豆菌をまんべんなく着けて、くるくる回る桶みたいな容器に入れ、菌がついたところで発泡性スチロールの容器に入れていきます(写真〈写真はありません〉)。この発泡性スチロールの容器で納豆が出来ることを証明したのが朝羽高校だそうです。 先生いわく、「ここからが一番大変」。室(むろ)で練炭をたき、お湯を沸かして温度管理をします。これが気温との関係で難しく、失敗することもあるとか。今回六十キロの大豆で六百個の納豆を作り、そのうち二百個を譲ってもらい、半分を産直野菜の一品に、残りを「納豆カレー」に使うことにしました。 高校生が作るこの納豆は、近くの道の駅で「朝羽納豆」として販売。人気商品で制限販売しているそうです。 (福岡・みのう農民組合 金子徳子)
(新聞「農民」2006.10.16付)
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[2006年10月]
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