農のこころ丸山美紗夫
水田に蕎麦の花咲く世紀末 沢田 稲花 句集『銀春』から。減反、低米価のもとで休耕の水田が荒廃していく。日本の食料自給率が四〇%に落ち込んでいる実態は忍びない。とくに中山間地の田畑の荒廃は広がっている。荒地をこれ以上広げさせてはならないと、最近蕎麦を栽培する農家も増えている。この句「世紀末」と突き、農の意気込みも「蕎麦の花」に。
(新聞「農民」2006.10.2付)
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[2006年10月]
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