農のこころ丸山美沙夫
穂孕みの稲笹の鳴る風の道 美沙夫 すっくと伸びた青稲も、七月下旬から八月上旬頃になると茎がふくらむ。茎を開いてみると、すでに稲穂の形が整いはじめている。いわゆる穂孕み時期である。稲株の手触りに確かな手応えを感ずる。もうまもなく穂が出揃うことだろう。このまま順調に育ってほしい。稲笹を鳴らす風にも、穂の音が聞こえてくるようだ。
(新聞「農民」2006.8.14付)
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[2006年8月]
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