「農民」記事データベース20060807-743-10

地元農民連の女性部

大会で多彩な取り組み

県女性部結成へ大きな力に


自慢の果物、おやき販売
ぶっこみうどん講習会

 母親大会を立派に成功させた長野県農民連の女性部は五つの単組と一つの産直センターにあります。長野市や飯山市、信濃町などをエリアにする信州北部農民組合の女性部は、自ら採ったノビロ入りのおやきなどを販売。六百パック作り、「売りきったのでサイコー」と部長の中村洋子さん。「冬に交流会を開くことぐらいしかできなかったので母親大会はいい機会になった」と言います。

 松本市、安曇野市を中心とする中信農民センター女性部からは四人が参加(写真左〈写真はありません〉)。同女性部は山間の畑地帯の常食だった「ぶっこみうどん」の作り方講習会(写真左〈写真はありません〉)や自給率向上署名にとりくんできました。「作ったものを料理して持ち寄り楽しむような活動をしたい」と青木聡子さん。

 果樹地帯の須坂市などがエリアの須高農民組合の女性部も、笹井千里さんらが自慢の果物を販売。佐久産直センターは、そろいのエプロン姿で出店しました。

 県にはこの他に、飯田市を中心とする飯伊農民組合、中野市農民組合にも女性部がありますが、大雨の影響などで参加できませんでした。母親大会に向けて県連女性部の結成をめざしてきた宮沢国夫事務局長は「女性部のみなさんと力を合わせて、できるだけ早く結成したい」と語っています。

(新聞「農民」2006.8.7付)
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2006年8月

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