ペッタンペッタンみそ仕込みみのう農民組合大豆畑トラスト 福岡・うきは
150人集まって500キロも今年で九回目を迎えた福岡・みのう農民組合の大豆畑トラスト。三〇度をこえる暑い日となった七月九日、うきは市浮羽町の清水寺で、みそ五百キロを仕込みました。参加者は、なんと百五十人です。十八個のたらいを使って、家族、友達、初めて会った人どうしで、ペッタンペッタン(写真〈写真はありません〉)。ようやく仕込みが終わり、手についたみそをペロッとなめた男の子は、「あっ、おいしい!」と。 その後の交流会では、「夫が新聞をみて興味をもった。よいことだと思ってついてきた」「みそづくりはきつかったが、食いもんにつられて次回も来る」といった声が出され、大分から参加した女性は「いつも手作りのおもてなしがうれしい。環境にやさしい取り組みを、生産者と消費者が手をつないでやっていくのは大事」と。また、大野城市の常連さんは、「今、イソフラボンの取りすぎが話題になっているけれど、型が違います。大豆はしっかりとりましょう」と話していました。 遺伝子組み換えでない大豆を自分の手でつくりたい、という思いがひしひしと伝わってきた一日でした。
産直米田んぼの草取り“大変だが、がんばりました”山形・庄内産直センター 横浜市の保育士さんら庄内産直センターと「おやこ(親戚)」づきあいを長く続けている横浜市にある保育園の保育士や栄養士さん、お母さんたち十人が六月二十三日、鶴岡市の旧藤島町で、園児たちが田植えした田んぼ(三十アール)の草取りをしました。春の田植え交流会で、「一番たいへんな農作業は草取り」と聞かされて、若手の保育士さんたちが奮起。「それじゃあ」と今回の取り組みとなりました。生産者は、「どれほどやれっかな?」と心配顔でしたが、上手な指導もあって半日で終了しました。 保育士さんたちは、「これまでは、はじめの田植えと終わりの稲刈りだけだったが、一番たいへんな途中の米育ても子どもたちに教えられる。やってよかった」と、筋肉痛を心配しながら胸を張っていました。 (庄内産直センター 青山崇)
(新聞「農民」2006.8.7付)
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[2006年8月]
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