“うまい”と毎年好評沖縄の完熟パイン農民連の産直
「パイナップルがこんなにおいしいものかと再認識した」と、毎年好評の沖縄完熟パインの出荷が、今年も八月上旬から始まります。 日本一のパイナップル産地、沖縄県の本島北部にある東村では、出荷に向けて炎天下での農作業が続いています。「夏のパイナップルは“夏実”と呼ばれ、一年で最もおいしい」と、パイナップルを生産する金城絹江さん(53)。 農民連の沖縄パイン産直では、夏実のパイナップルをギリギリまで畑で完熟させ、航空便を使って届けています。「これがパイナップル?」とこれまでのイメージをくつがえす“おいしさ”の理由がここにあります。 多くのパイナップルは缶詰に加工されますが、加工用は一キロ当たりたったの四十五円。農家は収入アップのために、生食用パインの出荷に力を入れています。「せっかく熟したおいしいパインも、加工ではもったいない。ぜひ、みなさんに生果でたくさん食べてほしい」と金城さん。米軍基地撤去の運動と、沖縄の農業・経済の発展とを結びつけて始まった農民連の完熟パイン産直も今年で九年目を迎えます。
8月上旬から出荷昨年まで、沖縄産直センターが窓口となっていましたが、今年から沖縄県農民連東支部がパイン産直の窓口となります。大一箱3500円(5〜8個入り約10キロ)、小一箱2500円(3個入約5キロ)、いずれも送料・税込価格。出荷は8月上旬から9月中旬まで。問い合わせ、申し込みは沖縄県農民連東支部(金城方) 電話・FAX0980(43)2478
(新聞「農民」2004.7.19付)
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[2004年7月]
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