本の紹介

詩人会議発行のパンフレット『憲法改悪に反対する』（1）（2）

改憲の動き風刺・告発

　詩人会議は、このほど詩のパンフレット『憲法改悪に反対する』の（1）と（2）を相次いで発行しました。

　土井大助さんは「憲法を考える」で、憲法前文を引用して、改悪の動きを厳しく風刺しています。滝いく子さんの「さくら散る」は、「軍歌の日」に不気味な熱気に揺れる靖国神社をうたった詩。また「あなたがたが持っていなくて／わたしたちが持っている　すばらしいもの／『戦争の放棄』条項を／アメリカ合衆国憲法に」とうたう瀬野としさんの「贈りたい」など三十三人の詩を掲載。憲法を世界や次の世代に伝えたい思い、憲法違反の現状を告発する作品にあふれています。

　宮本和郎さんや美濃部民子さんなど四人が、挿絵・カットで協力しています。

　このパンフレットは、一部百円。詳しくは、詩人会議まで電話・Ｆａｘ―03(5978)6955