1・17大震災から8年神戸でメモリアル集会農民連も参加
あれから八年、今年も神戸の街が一望に見渡せる諏訪山公園で、震災メモリアル集会が約三百人の参加で行われました。一月十七日の午前五時四十六分に黙とう、献花、鎮魂のトランペット、読経。被災者代表の「昨日のことのように思い出されます」との言葉に震災の出来事が走馬灯のように脳裏をよぎりました。 八年前、小林節夫・元農民連代表常任委員は、おにぎり二十個をリュックサックに詰め、電車、バス、タクシーを乗り継いで神戸の地に。すぐに全国の農民連に伝令が走り、兵庫県産直センターには救援物資が次々に運び込まれました。倉庫に積まれた山のような物資を前に「たかが農民、されど農民魂」と感服しました。保険医協会の先生も「震災の時、農民連に受けた恩は忘れません」と言います。 農民のエネルギーが結集すればすごい力になることをも大震災は教えてくれました。 (兵庫農民連 宮本美子)
俳句冬萌ゆ塚平喬樹(投稿)
(新聞「農民」2003.2.24付)
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[2003年2月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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