農民連が全農協労連、自治労連と懇談
農民連は、十月三日に全農協労連、八日に自治労連と相次いで懇談しました。米・農業つぶしの攻撃をはね返し、農業と地域経済を発展させる共同のたたかいを広げるため。佐々木健三会長をはじめ、本部在勤の役員が参加しました。 全農協労連との懇談では、「今度の攻撃は米つぶしと農協つぶしがセットになっている。これを押し返せれば、これまでの悪政の流れを変えることができる」と中沢義治委員長。全農協労連は、農業と農協のあり方に関する提言を準備しています。老田弘道副委員長は「この提言を持って農家をまわりたい。共同行動としてとりくめば、組合員も勇気がわく」と述べました。 自治労連との懇談では、真嶋良孝副会長が、政府がねらう米「改革」の内容を説明。自治労連の若井雅明副委員長は、「公務員賃金の引き下げが地域経済をいっそう冷え込ませることになる」と語りました。 岩手自治労連の試算によると、公務員の賃金カットが県内の産業に及ぼすマイナス影響は八十三億円。農業分野だけでも三億円にのぼります。 三宅一光書記長は「農業つぶしと賃金カットに反対するたたかいをセットでやりましょう。至急、指示文書を出します」と述べて、新聞「農民」号外を注文しました。
(新聞「農民」2002.10.28付)
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[2002年10月]
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