秋 田米「改革」で農協に申入れ農家にとって大変な事態
秋田県米価対策共闘会議の佐藤長右衛門議長(秋田県連委員長)と秋田市農民組合の代表は九月四日、新あきた農協を訪れ、中川薫清組合長、佐々木忠治・京極芳郎両専務らと会い、米「改革」の問題について申し入れ、懇談しました。 佐藤議長は、「生産調整研究会」の「中間取りまとめ」に対する農民連の見解と提案を説明。「政府が米の生産、安定供給に責任をもつこと」などを求める緊急要請への協力を要望しました。 中川組合長は「中間取りまとめは、米作農業にとって大変な事態であると受け止めており、考えはみなさんと同じ。緊急要請は、協力させてもらいます」と回答。国会請願の署名運動について、新あきた農協として一定の協力をすることを約束しました。 懇談では、米検査の民営化や株式会社による農地取得の危険な内容などについて、率直な話し合いをしました。 (秋田市農民組合 鈴木勇)
(新聞「農民」2002.9.30付)
|
[2002年9月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2002, 農民運動全国連合会