ふるさとの味 持ち込んで第三回農水地下売店
農水省で三回目の「農民連の短期売店」が七月三十日、三十一日の二日間行われました。 今回参加した山形・庄内産直センターは、地元鶴岡市と朝日村に「農水省地下売店への出店に対する協力の申し入れ」をおこないました。朝日村では、村の担当者と四つの産直組織の代表者らによる話し合いが四回おこなわれ、交通費の補助や参加者、出店品目などが話し合われました。 職員が次々に買い求めていた「だだちゃ豆」は、四百年以上前から鶴岡市で作り続けてきた在来種。また、メロンやトウモロコシ、トマト、ナス、サヤインゲンなどの旬の野菜は庄内産直センターから。青ミズ、赤ミズ、山フキなどの季節の山菜や漬物、竹炭、干しぜんまい、竹酢などの加工品は、朝日村の産直グループからのものです。 「だだちゃ豆」やメロンは贈答用に何ケースも注文を受けるなど、構えを大きくした今回の取り組みは、過去二回の供給高を大きく更新し、庄内の農産物や「鶴岡市・朝日村」をPRしました。 今回、四人で参加した朝日村の遠藤節子さんは、「試食を勧めながら販売したので、本当に疲れました。でも楽しかった。おいしい、本当においしいですねと買ってもらえると、またやりたいですね」と、三十日夜おこなわれた全農林東京地本や生協幹部との交流会で発言していました。
(新聞「農民」2002.8.26付)
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[2002年8月]
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