「農魂」たくましい92歳のタキノさん“農業がつぶされてなるものですか!”広島県三次市
広島県三次市四拾貫町に住む丸山タキノさん。九十二歳で、「農魂」たくましい元気なおばあさんと近所の評判になっています。一人娘の丸山繁子さん(72)と二人で暮らし、熱心に野菜作りなどの農作業をしながら、好きな俳句もつくります。 繁子さんは、広島農民連の熱心な女性部会員。新聞「農民」をカラオケのグループの方に購読を訴え、現在六人を読者にし仲間づくりに取り組んでいます。 紹介する手紙はタキノさんが新聞「農民」を読んで感動し、考え、考えて書いてくれたものです。 写真は、私が写したもので、自宅裏にある田んぼの畦草を刈っているタキノさん。全国一の農業就農者の高齢化が進んでいる広島県で九十二歳のタキノさんが「農」を愛し、頑張っている姿です。 (広島県連 大坪 求)
*丸山タキノさんの手記一農家の老母九十二歳でございます。毎週「農民」を楽しく読ませてもらっています。 このところ、減反・米価下げ、輸入米などで心を痛めています。さる七月八日付の「農民」を読み、平素の私の念願が秋田の決起集会で火ぶたが切られ、私も盛り上がり、元気が出ました。この熱心な行進を機に最後までお元気で頑張って下さい。私も心から応援いたします。 農は私たちにあたえられた「宝」です。これを今更つぶされてなるものですか。農は私等の天職です。農《一貫頑張ります。農は日本の「宝」です。 秋田の農民連の皆様に続き、最後の最後まで頑張ります。 それでは最後に一句送ります。
田植済み育つ若葉の光景は
(新聞「農民」2002.8.5付)
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[2002年8月]
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