百里平和農園を守ろう第九回田植え交流
食糧と農業と平和を考える出会いのイベント「一緒に作ろう日本のお米、第九回いざ田植え」が五月十九日、航空自衛隊百里基地に隣接する茨城県小川町の百里平和農園で開かれ、三十人近い若者が参加しました。 田植え初体験の高校生は「のどかでいいところ。ここが平日は轟音で話もできなくなるなんて許せない」と話していました。 百里基地は、その中心部にある土地(平和公園)を地主が最後まで売り渡さなかったために誘導路(副滑走路)が「く」の字に曲がっていることで有名です。田植え後の交流会で百里平和委員会の栗又さんは、「現在の土地収用法では自衛隊用地のための収用はできません。有事法制が成立すると平和公園も平和農園もなくなるかもしれない」と説明。参加者からは「みんなで有事法制に反対しよう」との発言が相次ぎました。 交流会にはヒューマン・ファーマーズも参加して、平和と農業を守る思いを歌い、何度もアンコールに応えました。 (県南農民組合 村田深)
(新聞「農民」2002.6.24付)
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[2002年6月]
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